鎌倉西口パーキングが故障した悲惨な話

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こんにちは。鎌倉の駅付近は東口、西口ともに狭く、他の駅のように車を停めるのが大変です。

特に西口はロータリーと言えるほどの広さでもないのに「西口ロータリー」と言っているものがあります。狭いので、ミニバスが回るのがようやっとです。少しでもおかしなところに駐車している車がいるとバスが通れないので「ブー!」と鳴らされます。

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なかなか出ていかない車

さて、西口には駅出るとすぐに「ほぼ唯一」と言っても過言ではない、駐車場があります。普通、駅前の駐車場はいろいろなお店が提携しているはずなんですが、鎌倉のお店はケチなのかわかりませんが、この西口駐車場と提携しているのは「横浜銀行」だけです。だから私はいつも横浜銀行で千円入金するという少額貯金をしながら、40分間無料にしてもらっています。(これをしている人はたくさんいる)

さて、その日もその方法で大急ぎで買い物をして戻ってきたら、何やら不穏な動きが。どうやら一番前の車が出ていかないみたい。少し待ってみる。ほかの車の「そのうち出るよね」と思いながら、列をなして待っている。私は、ほかの車が列を作っているので車が出せない。なので、少し待ってみた。

なかなか車が出ていかない!何が起こった?駐車券紛失?小銭がない?それとも故障?

他の車は運転手さんがずっと車の中で待機しているので、私が出ていって何があったのか聞いてみた。

すると、精算機のところにかれこれ10分以上止まっているおじいさんがスマホで電話している。

私「故障ですか?」

おじいさん「はい、故障です。」

おーーー、故障か。他の車は全員窓を開けて私を待っている。私はその人たちに「精算機が故障してます」と言いました。

やっと開いた出口のポール。しかしその後さらに悲劇が・・・

ポールが開いた。おじいさんが長い時間をかけて、何やらパーキング会社の人と話して、ポールを上げてもらったのだ。だがしかーーし!

おじいさんの車が出ていくとすぐに、ポールが下がった。

なぜなに?信じられない。

だがしかし、これは真実だ。結果を話すと、車が通ると、ポールが下がる。次の車はまたスマホで電話して交渉し、ポールを上げてもらう。その車が通りすぎると、またポールが下がる。これを延々と繰り返すのだ。

なんということだ!

遠隔操作ができるということは、ポールを上げたままにしてくれるってこともできるだろうに。

なんと融通がきかないのか!(怒)

この時点で私の頭からメラメラと炎が燃え盛っているのを誰しも見ることができただろう。

しかし、鎌倉の人というのはのんびりしているのか、時間が有り余っているのかわからないが、みんなあきらめているようだ。

入ってくることもできない車が道に列をなして・・・

さて、この駐車場は狭くて、入口と出口が隣り合わせになっていて、車が自由に動けるわけではない。かなり窮屈だ。

出口に向かって列をなして車が並んでいるので、駐車場に入ってくる車も入れないという状況になっていた。だが、他の駐車場に行くというわけにもいかないので(だってほかに駐車場がないから)、駐車場に入りたい車が前の道で列を作っていた。大変な迷惑な状態になっている。(道が狭いのに)

やっと到着した修理のおじさん

そんなこんなで、私の怒りが大噴火しそうな直前に、やっと修理のおじさんが来た。おじさんは精算機を開けて何やら操作したら、ポールが上がったままになった。(最初から遠隔でそうしろ)

私はようやっと出られたというわけだ。その時点ではもう駐車券を見せることなく、みんなどんどん出ていった。おじさんが「駐車券を見せろ」などと言うものなら、私の怒りはピナツボ山の大噴火を起こしていて、今頃鎌倉は無くなっていたかもしれない。

駐車場には人がいるのが理想的

ここで私は思った。「あー。駐車場におじさんがいてくれれば。」

おじさんがいてくれたら、もちろん対応してくれたはずだ。だがしかし、機械というのは融通がきかない。機械に怒っても仕方がないし、パーキングのポールをのこぎりで切ったら私が捕まるだろう。

このパーキングに限らず、無人の駐車場は日本のいたるところにある。が、すべては「機械は故障しないもんね」という大前提の上に成り立っている。

この大前提が見事に崩れ去ることがあるのだよ。機械というのは恐ろしい。機械はきっと故障する。会社は想定していなければいけない。

会社が想定していないから、一台通るたびにポールが閉じるという、意味不明なことをやってしまうのだ。人の時間をなんと思っているのか。何とも思っていないからこういう事態になるのだろう。

そういえば、運転手の一人が電話の相手から「延長金を払ってください」と言われたらしく、「バカヤロー、なんでそっちが悪いのにこっちが金払わなきゃいけないんだよ、とっとと開けろ、バカヤロー。お前は詐欺だ」と怒鳴ったらすんなりポールが上がった。(笑)

罵詈雑言を相手にぶつけるのも、ひとつの手であるということを目の前で知った一日であった。

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