今年(2002年)は3年ぶりの海の家再開である。コロナで海の家どころか、海水浴場が開いていなかった。
今年はどうなるかなと思っていたら、「海水浴場オープンします」と、例年よりかなり遅くに公式発表があった。
いや、遅いって!
鎌倉の海の家は、普通の人が想像している「海の家」のイメージとかなりかけ離れていると言ってもよいだろう。
一般的に、海の家ってこんな感じじゃないですか?
ところが鎌倉の海の家は、ひと味もふた味も違う。それが良いのか悪いのかはわからないのだが、もはや立派な建築物だ。なので、完成するまでに長い時間がかかる。
例年ならば5月中から造成工事が始まっているのだが、今回は発表が遅れたので、6月に入ってから本格的に作り始めた印象だ。現に、6月半ばでまだこんな感じ。
どうよ!すごくない?これが海の家になるんだよ。
まあ、鎌倉の海の家は、もはや「企業と企業の見栄の張り合い」と言っても過言ではなかろう。アメーバやエイベックスなど、どちらが目立つかの勝負でもある。
もはや、昔の古き良き海の家は鎌倉にはもうない。いや、ひとつある。毎年出る「パパイヤ」という海の家が。もはや中年以上はそこに行くしかない。
他の海の家は、ビーチハウスと呼ぶらしい。クラブかも?中で大音響で踊ったりしている(らしい)。いや、行ったことないから今のは単なる想像です。
しかし、海開きは7月1日。あと半月しかないのに、いくら突貫工事でも間に合うのか?おまけに梅雨の時期、雨の日は工事ができない。
どうなるのか?工事が終わって、海の家が完成したらまた写真を撮ってこよう。まだ若者が押し寄せる前、おばさんが拒否られないうちにね。乞うご期待!