鎌万(かままん)は、水産と名のつくとおり、魚屋さんだ。のちに、野菜も扱い始めた。野菜売り場が狭くなってきたので、隣に野菜売り場を新たに設けた。
魚屋さんだけあって、魚の種類は豊富だ。近頃はお寿司も販売スタートした。一度食べたが、なかなかおいしかったよ。
魚の値段は、激安というわけではないが、他のスーパーと比べると安いと言えよう。何しろ種類が豊富なので、魚を選ぶ楽しみがある。
魚だけではなく、ヨーグルトやこんにゃく、豆腐や漬物など、いろいろ置いてあるのでちょっと便利。私は袋にたくさん入った「ちぎりこんにゃく」をいつも購入する。
鎌万の野菜の謎
鎌万に行くと、いつも不思議に思うことがある。トマトのことだ。なぜか、トマトにみんな「かまくら フルーツトマト」と書いてある。
私はフルーツトマトが大好きなので、2回買ったが、2回とも「これは本当にフルーツトマト?こんなにまずいフルーツトマトがあるとは考えにくい」というシロモノだった。
お店の人に聞いてみたい。「本当にフルーツトマト?」
このトマトを買った人に聞いてみたい。「フルーツトマトだと思いましたか?」
いまだに、誰にも聞いていない。怖くて・・・
野菜の色が悪く見える照明
野菜売り場は、暗くて照明もよくないので、野菜の色が暗く見えます。野菜は色で鮮度を観察したりしますので、注意が必要です。よーく見て買いましょう。もうちょっと野菜向けの照明に気を配れば、もっとこの売り場は明るくなるのに、といつも思います。
鎌万のレジの緊張感
初めて来た人は、鎌万にはちょっと戸惑う。向かって右側の野菜売り場と、左側の魚売り場は明らかに壁で区切られているだが、野菜売り場にはレジがない。どこでお金を払うのかウロウロしている人をたまに見かける。
レジはすべて左側の魚売り場にまとまっている。このレジがちょっと曲者なのだ。
レジが2台(たまに3台)縦に並んでおり、買い物客は一列になってじっと待ちます。どのレジが空くかはわかりません。
レジのおばさんの圧がすごいので、「次の人!」と叫ばれる前はちょっとした緊張感が漂う。モタモタしていると怒られそうな、そんな雰囲気のレジだ。(実際は怒られないが)
優雅な紀ノ国屋さんのレジと真逆のレジを鎌万で体験できる。
エコバッグに詰めるのは外で
買ったモノを自分でエコバッグに詰める作業が残されているが、それはなんと「店の外」で行う。店の外に台が設けられており、そこでイソイソと詰める。私はちょっと恥ずかしいのだが、ほかの人を見ると恥ずかしさなんて微塵も感じていないようで、堂々たる詰めっぷりだ。庶民の力強さを感じる。
鎌万の定休日は?
鎌万には定休日はない。いつでもやっています。お店の人に「休みはないんですか?」と聞いたら、「正月だけです」と答えてくれた。あっぱれです。民間は力強いな~(役所や郵便局と比べて)。
ちなみに、鎌倉の住人の間では、「いろいろな店があるが、一番コスパがいいのは鎌万では?」ともっぱらの評判である。