こんにちは。今日の鎌倉はポカポカ陽気です。春が早く来ましたね。早咲きの桜はそろそろ散ってしまうかもしれません。
今日は、先日長谷にオープンした「BLOSSOM」について書きます。
日曜劇場の「ノーサイドゲーム」、観てましたか?
ところで、2020年1月から放映されたTBS日曜劇場「ノーサイドゲーム」を観ていましたか?私は夢中で観ていた一人です。あの中で重要なラグビーの選手を演じていた「浜畑」が、廣瀬俊明さんです。
ノーサイドゲーム直後に行われたラグビーワールドカップではテレビ局にひっぱりだこで、廣瀬さんじゃなくて「浜畑さん」なんて呼ばれていたくらい、日曜劇場の反響は大きかったですね。
その廣瀬さんが鎌倉の長谷観音交差点すぐ近くに、カフェとスイーツの店を2023年2月17日にオープンしました。
なーんて書いている私も、オープン当日までは廣瀬さんのお店だなんて知りませんでした。

知らない間にできていた廣瀬さんのお店
実はその日の午前中、坂ノ下の三留商店に買い物に行ってたんです。行く途中に「あ、また何か新しい店ができたな。TOBORU COFFEE(前にあったお店)はつぶれたの?」と気づいたのです。
TOBORU COFFEEは2020年から始まったコロナで観光客が途絶えたため、耐えきれなかったのでしょう。ご夫婦でコーヒーとケーキの店をやられていました。観光客さえ来てそういう店はたくさんあります。本当に気の毒。コロナめ…。
さて、店の前はいかにも「オープン当日」とわかるように、贈られたランが飾られていました。令和になっても新築・開店祝いはランなんですね。
オープン3日間は廣瀬さんが来ていた
三留商店の帰りにまたオープンの店の前を通ったら、「あれ?どこかで見たことがある人だな」という男性が立っていました。
だれだっけ?知ってる人?と思いながらも信号待ちをしていたら、思い出しました。あの、私が日曜劇場で熱心に観て応援していた廣瀬さんでした。
ラグビーをやっている人は「背が高くて体格がよくて、ごつい」というイメージでしたが、廣瀬さんは確かに筋肉体質なのでしょうが、ごつい感じはありませんでした。
オープンしてから金土日の三日間は観光客も多いということで、廣瀬さんは出ずっぱりのようでした。
大人気で一人1個の制限がついたスイーツたち
廣瀬さんをひと目見ようという人たち、さらにラグビー仲間や後輩なのでしょう、たくさんのラガーたちが駆けつけていました。
廣瀬さんは店の外で「よう来てくれたな!」「そうなんや!」などと楽しそうに会話をしていました。廣瀬さんは大阪の人なので大阪弁でしゃべるのですが、漏れ聞こえてくる大阪弁がすごく心地よいんでしょね。あったかいというか…廣瀬さん自身が温かい人なのだろうと思いました。
店は大繁盛で、中に席もあるのですが9人分しかありません。待っている人ももちろんいました。
私はスイーツを持ち帰りです。大きなマフィン2種類(桜と白あんだったかな)を購入しました。「おひとり様ひとつ」という制限がついていました。
値段は1つ500円。高めの設定です。そうね、300円くらいでもよさそうなものですが、甘酒の麹を使っていたり、バターなどの動物性油を使わず、すべて植物性の材料で作っていたり、こだわりがありそうです。
マフィンの写真は撮り忘れたのでありません。(やりがちです。食べた後に気づく)
白あんとバターのどら焼きが美味でした
2度目に行ったのは3月15日。平日の昼過ぎでした。ちなみに12時からオープンです。
お店ができたときは、確か11時からオープンしてたはずなんですが、今はどこも人材不足。働き手がいないのでしょう。12時からになりました。
2度目に買ったのは、白あんバターサンド。柚子の味がほんのりとします。バターサンドと言いながらの「どら焼き」です。

この店のスイーツの良いところは、ずっしりとしているところ。食べ出があります。

私は娘と半分ずつでちょうどよいですね。もちろん、丸々1個食べろと言われればペロっと食べてしまいますが、カロリーが心配なので半分ずつでちょうどよい。

使っている材料が良いのでしょう、くどくないし、香りもいい。気持ちよくお腹いっぱいになりました。
500円は高いけれど、たまに食べるならいいかなという感じ。
廣瀬さんというブランドがなければもっと安くしたかもしれません。それほどブランディングって大事ですね。
ブロッサムの場所は昔から不動産業者さんが目を付けていて、トボルコーヒーができる前の日用品のお店のころから空くのを今か今かと待ち構えていたようです。
路面店はすぐに決まってしまいます。よい場所は分単位の取り合いです。鎌倉、おそるべし。