坂ノ下のおいしいパン屋さんのご紹介。Boulangerie Ensemble(ブーランジェリーアンサンブル)というフランスパン系のパン屋さん。我が家から坂ノ下海岸まで散歩するときに立ち寄ります。
ブーランジェリーアンサンブルはフランスパン系
鎌倉はパン屋さんの激戦区。テレビでもよく紹介されているし、パン好き女王の木南ちゃんもいつかNHKBSで鎌倉のパン特集でいろいろなパン屋さんを紹介していたこともありました。
それにしても、パン屋さんはどうしてわかりにくいフランス語の名前を付けるんだろう?読めないじゃないですか、Boulangerie Ensembleなんて。
フランスで修行をしてくると、フランス語の名前にしたいという理由は分からなくもないけれど、ほとんどの日本人は知ってるフランス語は「ボンジュール」くらいだから、もうちょっと見てすぐ読める店名にしたほうがいいと思うんです。
ブーランジェリーは「パン屋さん」という意味。
アンサンブルは「一緒」という意味。英語で言ったら「together」でしょうか。
だから、ブーランジェリーアンサンブルは「パン屋さんと一緒」とか、「一緒にパン屋さん」という意味か?よく分からないですが、おいしいパン屋さんというのは間違いないです。
バゲットが好きな人にはお勧めです。他のパンも、ハード系。家で食べるときはオーブントースターでちょっと焼けば柔らかくなるというか、外はパリっと、中はふんわりです。
ブーランジェリーアンサンブルのパンいろいろ
それでは、今日買ってきたパンたちをひとつずつ紹介していきます。どれもおいしいのでいつも迷ってしまう。
クロワッサン ジャポネ
まずはクロワッサン。クロワッサンは、フランセとジャポネっていうのがあって、値段はほんのちょっとだけフランセのほうが高い。フランセはフランスの小麦粉を使っているそうです。私は日本の小麦粉農家さんを応援したいので、いつもジャポネ。
うちの主人はクロワッサンが昔から大好きなんですが、ブーランジェリーアンサンブルのクロワッサンを食べてからは他の店のクロワッサンが食べられなくなりました。なんでも「使っているバターが違う」ということ。おそらく上質なバターを使っているんでしょう。
確かに、人が来た時にもこのクロワッサンを出すと絶賛されるので、美味しいさは折り紙付きです。
クロワッサン ジャポネ 280円なり。
アプリコット ピスタチオ
かわいい形のこのパンはいつも買います。アプリコット大好きだし、二人で食べて半分こすればちょうどいい。
ピスタチオのカリっとした触感が味わい深い一品です。コーヒーに合うんだなこれが。
アプリコット ピスタチオ。380円なり。
ヨモギ
麹(こうじ)を使っているので、噛むとほんのり麹の甘みが感じられる、やさしい味わいのパン。フランスと日本のまさに融合です。
今だけの(今は4月)限定販売なのかもしれない。ヨモギって春だよね?(すでに季節を忘れてしまうという悲しい現実。)
ヨモギ 350円。
リュスティックジャポネ
リュスティックってここ何年かよくパン屋さんで見かけるけど、「成形していない」パンという意味らしい。
粗野な感じを出したいときのフランスパンにはぴったりな名前。このリュスティックジャポネも、麹を使っているのでほんのりとした甘みを感じます。
甘いと言ってもお砂糖やクリームなどの甘みではなくて、ごはんをよーく噛んだときの甘みといったらわかってもらえるでしょうか。体によい甘みです。うん、確かに身体が喜んでいる感じがする。胃もたれはしない甘さです。
エピ
エピって「剣」という意味だけど、確かにこのパンは剣の形をしている。そして、嬉しいことにとても大きい!
中に入っているのはベーコン。このベーコンの燻製の度合いがちょうどよくて、噛めば噛むほど塩加減がちょうどよい。お腹がすいているときはたまらない。
エピも大きいので、二人でいつも半分こ。
エピ 320円なり。
ホットドッグ
フランスパンの店だけど、ホットドッグがあります。いつもあるわけではないので、たまたまかもしれない。あるいは、すぐに売り切れてしまうのかも。
ブーランジェリーアンサンブルはお総菜パンやサンドイッチがないから、こうやってウインナーがどかんと入っているパンは買う側にとって嬉しい限りです。
これも大きいので(本当にウインナーが大きい)、二人で半分こ。ホットドッグはラップにくるんであります。(写真はまだラップを取っていないホットドッグです。)
ホットドッグ 380円なり。
オサツ
オサツとは、サツマイモのパンのこと。ブーランジェリーアンサンブルには甘い系のパンが少ない。今日はサツマイモのパンを買いました。あと、スイーツ系はチョコレートチップが入っているのもおいしいです。
このオサツのパン生地は、クロワッサンの生地かな。素人ながら思ったことです。バターの風味がいいよ!食べすぎ注意。
オサツもいいけど、お札もいいよね(笑)。だれかお札くれないかな・・・涙
オサツ 270円なり。
パン オ ゴルゴンゾーラ
ゴルゴンゾーラは言わずと知れた青カビ系のチーズ。それがふんだんに使われている。なんというゼイタク!
最近(2023年4月)チーズがすごく値段が上がっていて、私はスーパーでもチーズ売り場で考え込んでしまう。
以前カルディに行くと必ず買っていたチーズの安いかたまりは、いつの間にかなくなっていました。売り切れではなく、もう店頭に置いてないみたい。価格が高すぎて仕入れもできないのでしょう。
そんな中、ゴルゴンゾーラのパンを作って販売し続けてくれるブーランジェリーアンサンブルはえらい!
後から食べようと思っていたのですが、お客さんがたまたま来て、お昼何も食べていないというので、コーヒーと一緒にゴルゴンゾーラのパンをあげてしまいました。
もちろん、すごくおいしいと言っていました!また今度買ってこよう(自分のために)。
パン オ ゴルゴンゾーラ。390円なり。
調子に乗って買いすぎてしまったレシートの中身
あれもこれもと調子に乗ってついつい買いすぎてしまいました。その結果を涙ながらにお見せしましょう。
調子に乗ると、パンを買っただけで3000円以上払うことになります。これは要注意。これらのパンを大事に食べないと。でもまあ、毎日ではないのでいっか!と自分自身をなだめることにします。
お店のポイントカードもあります。私はいつも無くしてしまって、新しいのを作ってもらう羽目になります。全部ためると350円分になります。パン1つ分の値段。絶対にポイントカード貯めたほうがよい。今日だけで6つハンコもらった。(ハンコっていう言い方、古い?)
バゲットの保存方法を聞きました
バゲットはどのようにしたら一番保存できるか聞きました。
「一度切ったらそこからどんどん酸化してきます。なので、切ったらポリ袋に入れてください。2,3日で食べきるならそれでオーケーです。それ以上ならば、切り口を覆うようにしっかりとラップして、ジプロックなどの冷凍用保存袋に入れて冷凍してください。」
とのことでした。なるほど。
ちなみに、ブーランジェリーアンサンブルではバゲットを一本買うと、紙の袋に入れてくれます。他のお店のように、細長いポリ袋には入れてくれません。
入れてほしい場合は、「ポリ袋(ビニール袋」を入れておいてください」と頼むと、一緒に入れておいてくれます。
いつも入れておいていただけるとありがたいなと思いました。(直接言えればいいのですが、気が弱いのでブログで書いています。)
ブーランジェリーアンサンブルの営業日とお休み、営業時間
ブーランジェリーアンサンブルの定休日: 基本的に月曜日。火曜日は不定休なので、火曜日に行くときは調べてから行ったほうがいい。
営業時間: 朝7時から夕方5時まで。朝7時ってすごいよね!夕方は5時までだけど、パンが売り切れたらそこでおしまい。なので、なるべく早い時間に行くことをお勧めします。
ちなみに私が今日行ったのは9時ころだけど、パンは全部そろっていました。すごいよね!
しかも、パンの配達を毎日やっているんです。すごいよね!(2回目)
ブーランジェリーアンサンブルのアクセス
ブーランジェリーアンサンブルは、江ノ電の長谷駅から歩いて5分くらい。
長谷の駅を降りたら左方向へ。海のほうです。T字路にぶるかるので、そこを右へ。まっすぐ行って右側にあります。わかりやすいので迷わないはず。もしも迷ったら相当な方向音痴です。
店の外観はこんな感じ。
お店の中も許可を取って撮影させてもらいました。
バゲットもおいしいよ!安いです。
これから使う小麦粉が並んでいます
少しだけ見える厨房(というのかな)
長谷駅からは長谷寺や大仏が近いです。ブーランジェリーアンサンブルにも寄ってみてね。
今日はこれでおしまい。