鎌倉で知らない人はいない、いや、誰でも一度はお世話になっているのではないでしょうか。それが「湘南鎌倉総合病院」。略して「湘鎌(しょうかま)」と呼ばれています。
湘南鎌倉病院のロビーがまるでホテルのよう
正面玄関入ってすぐのロビー。まるでホテルのようです。広々としていて緑も多い。
椅子の並び方はたまに替えてますが、広さは変わらない。広すぎて、最初にどこへ行けばいいのか分からないほどです。(総合案内があります。)
下の写真は2Fから撮ったものです。こうしてみると吹き抜けがすごい。病院なのに圧迫感を感じないのは、この吹き抜けのせいだったのか。
湘南鎌倉病院にはドトールもローソンもある
ロビーを抜けると、エレベーターとエスカレーターがあります。下の写真で言うと、エスカレーターの左側がエレベーターになっています。
ちなみに、エレベーターはこの手前奥にもあります。3時からの面会時間の直前には、エレベーターに列ができます。
写真右側に、ドトールとローソンがあります。席があって、ドトールで買ったもの、ローソンで買ったものなど、皆さんそれぞれ食べています。
湘南鎌倉病院の別棟?
ロビーを通って左のほうへずずずーっと抜けると、別棟になっているのか、さらに建物があります。いったいこの病院はどれくらい大きんだか。
下の写真、左すみにチラっと見えているのは、血圧測定器です。腕を中に入れると自動的に血圧を測ることができます。だれでも測れます。
私も何回か測ったことがあります。データーは小さなレシートの紙みたいなのに打ち出されてきます。どう考えても血圧高めの測定値なので、「何かの間違いだろう」と思ってこっそり捨てています。
一度も使われたことのない大きな暖炉
下の写真、右側に何やら黒い縦長の物体が見えるでしょう。これは暖炉の煙突です。
病院のスタッフに「あの暖炉はいつ使うんですか?」と聞いたら、「一度も使ったことがありません」と答えました。
なんとまあ・・・
かなりの大金をつぎ込んだであろうこの暖炉。別に、偽物のの暖炉でもないみたいです。もったいないですねー。
誰も座っていないリクライニングチェア
下の写真、リクライニングチェアがたくさん置いてあるのが見えますね。私は何回もこの場所に行きましたが、不思議なことに誰もこのリクライニングチェアに座っているのを見たことがありません。
なぜだろう?なぜ誰も座っていないのだろう?そう思いながら、私はある時座ってみました。
主人が治療を受けている間、編み物を持っていって、そこで編みながら時間を過ごすという素晴らしい時間の使い方を思いついたからです。なんとも優雅ではありませんか。
さあ、さっそく座ってみたのですが、その瞬間、なぜ誰もここに座っていないのかが分かりました。
座り心地が悪い!
驚くべきことに、この椅子はなんとも座り心地が悪かったのです。深く座ると身体が上向きになってしまい、編み物どころではありません。本も読めないし、身動きができなくなります。
リクライニングチェアとはこのようなものなのかもしれませんが、私だけではなく誰も座っていないのを見ると、やっぱり誰でも一度は座ってみた結果、二度と座らなくなるのではないかと思っています。
湘南鎌倉病院は紹介状が必要
施設も機材も大変すばらしい病院ですが、「ちょっと風邪をひいたから」という安易な気持ちで診察を受けようとすると、大変なことになります。
紹介状があれば別ですが、紹介状なしでかかると7000円かかります。
つまり、ここに来るほとんどの人は紹介状を書いてもらった患者さんということになります。
紹介状を書いてもらわなければならないほど、町医者では治療できない病気、ということです。
私の主人も、大船中央病院で紹介状を書いてもらい、湘南鎌倉病院に来ました。
どんなにホテルのように素晴らしくても、やっぱり病院は病院です。できるなら来たくない場所だなと、いつも思います。常日頃の健康が大事だと、心に留めています。