2026年9月1日、鎌倉の手広交差点近く、ライフ梶原店がオープンした。
私はてっきり、今開発中の深沢の広大な広場にできるものと思っていたから、こんな場所にできたことにびっくりした。ダイハツ手広店のちょうど裏側だと思ってくれればよい。
思うに、ここには前に何があったのだろうか。しょっちゅう通っていた場所なのに、思い出せないのが不思議だ。
だが、そういうことはよくある。
鎌倉はどんどん新しい店(ほとんどが観光客向けの飲食)がどんどんできるが、
「あれ?ここって前何があったんだっけ?」
といつも思う。
時代はどんどん移り変わっていく。
さて。
ライフ梶原店は最初全然行く気がなかった。
もとからライフコーナン大船店に行っていたし、たまに大船のグランシップ店にも行ってたし(主人が大船中央病院に行っている間の暇つぶし)、
特にライフには何の思い入れもなかったからだ。
9月1日にオープンし、「グランドオープン第一弾!」なる特大のチラシを見ても
「ふーん」
と思うだけだったし、
何よりも車で行かなければならないので、渋滞が心配だったのだ。
スレッズでは毎日のように「ライフ梶原店ができたせいで、小舘橋(こたてばし)付近が大渋滞で近隣に大迷惑」という投稿を見るし、
「そりゃそうだ」と思っていた。
鎌倉はどこも道が狭いので、何か大型物件ができるととたんに車の流れが変わり、大変な迷惑をかけることになる。
だが、そんな私の気持ちを揺さぶるような一件のLINEが入ってきた。
友達のA子だ。
「今日、ライフ梶原店に行ってきました。新ぞろえもよく、きれいで、とてもよかったです。これからちょくちょく利用しようと思います」


なんと!そうなのか?
A子の言葉を聞いていてもたってもいられなくなった私は、次の日朝一番でライフへ向かうことに。
土曜日だったが(この日はグランドオープン第2弾!のチラシが入っていた、つまり2週目だ)、若干雨模様だったせいか、駐車場は混んでいなかった。
大船コーナン店の巨大な駐車場と比べたらちっぽけなものだが、屋内駐車場もあり、まあまあな広さだ。バイク置き場もある。(旦那は喜ぶだろう)
実は昨日、華道の假屋崎省吾さんがアメブロにこのライフに来たことを投稿していた。

この人、鎌倉に住んでいたのか、知らなかった
なにか、すごくおいしいご当地プリンを20個も買い占めたとか。(なんで買い占めるの?涙)

私が行ったときは、すでにどこにもこのプリンはなかったけれど、「麦の郷」というライフ内のベーカリーで、オリジナルプリンを見つけたので、それを買って帰った。
ところがどっこい!これが家族から大絶賛されたのだ。

我が家には「プリン博士」と言われている娘がいるのだが、「このプリンは、プリン界の中でも5本の指に入るほどおいしい」とほめたたえた。
よくある高級プリンは生クリームがどっさり入っていて濃厚すぎてすぐに飽きてしまう。
また、大手メーカーのプリンはあっさりしすぎて舌触りも固く、大量生産の悲哀を感じる。
ところがどっこい、ライフのオリジナルプリンはその両極端の真ん中を走っている。
プリンを作ったことのある人は分かるはずだが、材料はいたってシンプル。卵、牛乳、砂糖、カラメル(水と砂糖)、そして高級プリンは生クリーム。それだけだ。
だからこそ、それらの微妙な配分や火の入れ方の工夫がプリンの出来を決めるのだ。
198円のこのプリンが、これほどの感動を呼ぶおいしさだとは誰も想像がつかないだろう。

と、ここまで書いて
ライフ梶原店の店内の様子を全く撮っていないことに気がついた
入ったとたん興奮して、我を忘れていたからだろう。
店内は広く、大船コーナン店にひけをとらないほどだ。
そして、品ぞろえがよい。大船コーナン店よりも、質の高いものを多くそろえた印象だ。
おそらくは、大船店付近の住民と、それよりも鎌倉の中心よりの住民の、経済的・文化的格差を店側が意識したものと考えられる。
それは、ほんの少しだけ当たっている。
ほんの少しだけ、「上質なものを食べたいな」と思う人間が、大船近辺より心なしか多いのだ。
とはいえ、ライフ梶原店が存在する場所は手広交差点のすぐ近くで、鎌倉駅よりは藤沢駅のほうが近いので、あまり考えすぎることもない。
私としては、大いにライフ梶原店を応援したいと思うよ。
近くの玉屋がつぶれないことを祈るばかりだ。

